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女子プロゴルファーとラウンド!

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ゴルフ会員権とは?|分かり易く解説(TKゴルフサービス)

日本のゴルフ場の数(県別)

ゴルフ場にパブリックゴルフ場とメンバーシップゴルフ場がありますが、ゴルフ会員権はメンバーシップゴルフ場を優先利用するための権利です。

ゴルフ会員権には以下の4種類が存在します。

1)日本のゴルフ場の数

全国には2024年1月現在、2123コースのゴルフ場が存在します(一季出版調べ)。そのうちの約1500コースがメンバーシップ(会員制)のゴルフ場です。

都道府県別のゴルフ場の数を調べるとダントツの1位は北海道の244コースで、2位が千葉県(165コース)、3位が兵庫県(122コース)でした。

北海道は3位の兵庫県と比べても2倍のゴルフ場数があります。女子ツアーで活躍している小祝さくら選手や菊地絵理香選手など、最近は北海道出身のプロゴルファーも活躍しています。

〇ゴルフ場が多い都道府県トップ5

1位 北海道 244コース
2位 千葉県 165コース
3位 栃木県 153コース
4位 兵庫県 122コース
5位 茨城県 119コース
(2015年 体育・スポーツ施設現況調査より)

ゴルフ場の数では1位の北海道ですが、人口1万人当たりのゴルフ場数を調べてみると1位は栃木県。栃木県では1万人あたりのゴルフ場数が0.92。

ゴルフ場銀座と呼ばれる千葉県は1万人当たり0.26。そう考えると栃木県は千葉県を超えるゴルフ天国と言えるかもしれません。

〇人口1万人あたりのゴルフ場が多い都道府県トップ5

1位 栃木県 0.92コース
2位 山梨県 0.51コース
3位 北海道 0.46コース
4位 岐阜県 0.45コース
5位 茨城県 0.41コース

ゴルフ会員権の種類

ゴルフ場には設立方法や目的の違いにより、会員制ゴルフ場、パブリック制ゴルフ場があり、会員制のゴルフ場は大きく分類すると以下のうちのどれかになります。

1)預託金制

2)株主会員制

3)社団法人制

4)任意団体制

5)中間法人間接間接株主会員制

6)プレー権会員制

1)預託金制

預託金制の会員権とは一定のお金をゴルフ場経営会社に預けて会員となる方法です。ゴルフ場の経営会社は預託金を元にゴルフ場を造り運営するシステムで会員制のゴルフ場の約7割は預託金制ゴルフ場となっています。

預けたお金は無利子で一定期間据え置かれますが、据置期間が到来すれば退会を前提に預託金を返還請求することができます。 預託金制の会員には「預託金返還請求権」と「優先プレー権」があり、ゴルフ場によっては会員がクラブ運営に参画することもできます。

預託金は一定の据置期間(5年~15年)を経過すると退会を前提に償還されますが、据え置期間が延びたり、償還資金がないとして預託金の償還を先延ばししたり、償還しても一括償還ではなく分割払いにしたり、コースによっては1年間に償還する資金を決めて抽選式にしているゴルフ場もありますので、預託金制の会員権を購入する場合にはチェックが必要です。

預託金制ゴルフ場は名門コースにも見られ、代表的なゴルフ場は、戸塚CC、東京よみうりCC、磯子CC、横浜CC、茨城GCなどがあります。

2)株主会員制

株主会員制クラブとは、会員が株主として出資する形態で古くからある名門ゴルフ場に多く、会員には「株主権」と「優先プレー権」があります。株主はクラブの経営に参画でき、株主総会で一票を行使することができます。株主会員制のゴルフ場では毎年、会員の元に決算書(損益計算書および貸借対照表)と株主総会の案内が送られてきますので、ゴルフ場の経営状態を知ることができます。また、クラブが解散になった場合、株主はクラブの財産を持株比率で分配を受ける権利があります。 株主会員制のクラブの評価が高いのは、このように資産と権利について正当に主張ができるためす。

代表的なコースは小金井CC、武蔵CC、相模原GC、箱根CC、大利根CC、名古屋GC、小野GCなど、超名門ゴルフ場が名を連れます。

3)社団法人制

ゴルフ場の経営と会員組織が分かれておらず、会員は社団法人の社員になり、クラブのメンバーでもあるという、メンバーとしての権利がとても強い会員制度です。

社団法人とは公益を目的とする団体のことを指し、利益追求を目的としない公益法人で、その設立には官庁(現在の経済産業省)の認可が必要でした。

社団法人制のゴルフ場は超名門といわれる歴史あるコースに多く、関東では霞ヶ関CC、東京GC、相模CC。関西では神戸GC、西宮CC、宝塚GC、茨木CCなどが代表的コースです。社団法人制のコースは会員権の譲渡(一般市場での売買)は原則的には認めず、一身専属(一代限り)のゴルフ場が多いのが特徴のひとつです。但し、直系者のみが継承できるケースもありますが、例外的に譲渡できるゴルフ場(鷹之台CC・我孫子GC・日光CC・芦屋CC・広島CCなど)があります。

4)任意団体制

社団法人でもなく、株式会社でもない、同好の士が集まりつくった古い会員制ゴルフ場には任意団体制のゴルフ場がありますが、数は極めて少ないです。軽井沢GC、廣野GC、函館GCなどは日本では数少なくなった任意団体制のゴルフクラブです。軽井沢GCは敷居が高く、プレーするのが難しいゴルフ場です。クラブハウスはプレーヤー以外立ち入り禁止で、メンバー以外は入れません。会員の推薦があれば夏の一時期を除けばビジターのラウンドは可能ですがプロゴルファーは出入り禁止になっています。しかし、超名門コースでありなが服装(ドレスコード)は開放的なことでも知られています。

代表例として廣野GC(日本を代表するコース)があります。

5)中間法人間接株主会員制

株主会員制には会員が直接株式を保有して会社を運営する直接株主制と、株式を中間法人に預けて委託する間接株主会員制の2種類あります。 ゴルフ場事業会社の株式を中間法人が所有することで、会員が間接的にゴルフ場事業会社の経営に反映させることができます。ゴルフ場の決定事項を理事会に委ねるゴルフ場が多く、会員の意見を尊重しゴルフ場の運営をおこないます。

鳩山CC、石坂CC、清川CC、鳳琳CC、大栄CC、飯能グリーンCC、カレドニアンGCなどが中間法人、間接株主会員制のゴルフ場になります。

6)プレー権会員制

無額面で預託金のない会員権でプレー券とも呼ばれています。法的整理や競売、経営交代などで預託金の回収不能となった際に継続会員などに対して無償に近い形でプレー会員権を発行したゴルフ場の制度でしたが、昨今ではプレー券の会員権を募集するゴルフ場が増えてきています。ゴルフ場経営会社大手のPGM(パシフィックゴルフマネージメント株式会社)が募集する会員権は100%プレー権です。会員権は無額面の証券が発行され、会員の権利には「預託金返還請求権」がなく、入会金のみ募集となっています。比較的お手頃な価格でメンバーになれますが、将来的に売却する際は預託金制のようにゴルフ場に対する償還請求権がないため、市場で売却する必要があります。また、入会金は株主会員制や預託金制ゴルフ会員権の名義変更の際に必要な名義書換料と同じで、別途消費税がかかります。

2.ゴルフ会員権の種別

1)正会員権

コース定休日を除いて全日メンバー料金にてプレーが可能で、一般ビジターより優先的にプレーが保証されています。また、ゴルフ場が開催する全てのクラブ競技会に参加でき、ゴルフ場によっては理事・委員などに選任されクラブ運営に参画することもできます。ゴルフ会員権マーケットでの流通性は圧倒的に正会員権の比率が高く、換金性も優れています。

2)平日会員権および週日会員権

コース定休日を除く月曜~土曜、あるいは月曜~金曜の平日にメンバー料金にてプレーが可能で一般のビジターより優先的にプレー権が保証されています。

月例競技には出られませんが、クラブの定める平日競技会などにに参加できます。正会員権と比べ年会費や入会費用(名義書換料・入会預託金)が安めに設定されています。自由業やリタイヤした高齢者で平日にプレーができる人向けの会員権で昨今では正会員権と同様に人気があります。

平日会員権・週日会員権についての補足

3)婦人会員権(女性会員権)

女性の入会制限をしているゴルフ場で、女性名義の会員権を指します。ゴルフ場が付帯設備「浴室・トイレ・ロッカー」などの問題により女性の入会に規制や制限をかけている場合、女性は女性名義の会員権を購入しないと名義書換することができず、これを婦人会員権と呼んでいます。婦人会員権は一般的の男性会員権と比べプレミアムが付き割高になり、一般会員権の5割増以上の価格になるケースもあります。

婦人会員権のプレミアムについての補足

3.名義書換(名義変更)

会員が変わったらゴルフ場が規定する名義書換料を払い、新しい会員として名義を変更します。入会時にゴルフ場に支払う手数料のようなもので、ゴルフ場の大きな収入源になっています。また名義書換料は入会者にのみかかり、退会者にはかかりません。名義書換をもってゴルフ場の施設優先利用権や預託金返還請求権(預託金制の場合)・株主権(株主制の場合)の移行を行います。

1)ゴルフ会員権の名義書換

名義書換の方法は各ゴルフ場により異なり、会員権を購入したら誰でも入会できるのではなく、クラブの定めた入会条件を満たした方のみが入会を認められ、所定の手続きを経て名義を書換えることができます。

名義書換料はゴルフ場によって異なり、10万円台から300万円台が大半を占めますが、なかには1000万円を超えるケース(超名門コース)もあります。

2)入会預託金(保証金)の取り扱い

入会預託金(保証金)とは、会員権を一般市場から購入してクラブに入会するときに必要な費用で、名義書換料の他に設けているゴルフ場があります。 但し、入会預託金(保証金)は所定の手続きを経て退会時に返還してもらうことができます。入会保証金には利息は付きませんが、新たな入会者から徴収する入会預託金(保証金)が原資になりますので100%戻ってきます。また、入会預託金を徴収するゴルフ場は株主会員制のゴルフ場で関東(東京・神奈川・埼玉・千葉)のゴルフ場に多く見られ、関西エリアのゴルフ場では入会預託金を徴収するケースは稀です。

4.年会費

ゴルフ場の年会費はゴルフ場施設を使う・使わないに関わらず、毎年定額でかかる費用(ランニングコスト)で、ほとんどのゴルフ場メンバーは年会費を負担しています。年会費の支払い方法は銀行自動引落しと振込の2パターンがあり、ゴルフ場の大きな収入源となっています。最近では、この年会費を値上げするゴルフ場が増えています。年会費無料のゴルフ場もありますが(埼玉県の『さいたま梨花CC』、茨城県の『常陽カントリー俱楽部』など)、ほとんどのゴルフ場では安くて2万円、高いところは10万円を超える年会費を徴収しているゴルフ場も存在します。

また、ゴルフ場によっては年会費の支払いが滞った場合に除名処分を会則で決めているところもあります。また、特例である一定の期間(病気、海外単身赴任などの場合)、年会費の支払いを免除しているコースもあります。

最近の傾向として、経営状態の厳しいゴルフ場は、年会費を値上げする傾向にあります。年会費を値上げした場合、その価格がメンバーとしての付加価値が伴わないと市場が判断した場合、会員権価格(相場)はその値上げ幅を織り込めず、相場に悪影響(相場の下落)を伴うケースがあります。

年会費の高いゴルフ場では33万円(小金井CC-東京都)・16.5万円(西宮CC-兵庫県)・26.4万円(我孫子GC-千葉県)・19.8万円(鷹之台CC-千葉県)、15.7万円(嵐山CC-埼玉県)などがあります。

5.まとめ

ゴルフ会員権はゴルフ場の施設利用権・預託金返還請求権(預託金制)・株主権(株主会員制)からなり、名義書換を行っているゴルフ場は書換することで権利の移転ができます。ゴルフ会員権の相場は諸事情で変動し、会員権マーケット(流通市場)で取引(売買)されています。

ゴルフ会員権の売買の方法

ゴルフ会員権を売買(売却したり購入したり)する場合にはヤフオクのような個人間でするよりもゴルフ会員権売買業者を通して会員権を売買するのが一般的です。個人同士でも出来ないことはありませんが、ゴルフ会員権業者のほうが取引に精通しており、後々のトラブルに発展しないようゴルフ会員権を売買する際にはゴルフ会員権業者に依頼することをおススメします。

1)ゴルフ会員権の売却に必要な書類

一般的には以下のものが必要になります。

・会員権証書(証券)

・印鑑証明書(3ヵ月以内)

・住民票(入会時に登録している住所と異なる場合)

・パス型会員証、ネームプレート(大、小)、帽章(これらを扮している場合には紛失届)

・退会届(名義書換申請書)

・委任状

・代金完済証明書

・念書

・譲渡通知書

2)ゴルフ会員権購入の際に必要なもの

1)印鑑証明書

2)住民票(本籍地記載あり、なし)

3)戸籍抄本もしくは戸籍謄本

4)写真

5)名義書換申請書

6)委任状(コースによっては不要)

7)入会申込書

8)誓約書もしくは念書、承諾書

9)推薦保証書(推薦人の署名・捺印)

10)預金口座振替依頼書(年会費自動引落用)

3)取引方法

通常は間に入る会員権業者が売主、買主に対して売買価格の交渉をします。売主と買主が席を同じにすることはありません。買主は売主の名前や住所を知れますが、売主は買主の情報は知ることが出来ません。又、売買成立後に売主と買主が連絡を取り合うことは禁止されてはいませんが、一般的には売主・買主が連絡を取り合うことはまずありません。すべては間に入る会員権業者が取り持つことになります。又、ゴルフ会員権業者は横の繋がり(ネットワーク)を持っています。会員権業者が売主・買主をセッティングする場合には片方が業者というケースも多く、会員権マーケット(流通市場)が存在します。会員権マーケットでは会員権業者は会員権を売りたい人や買いたい人から注文が入るとゴルフ会員権組合の端末(ホストコンピュータ)に指値を入力します。例えば、ある会員権を1000万円で売りたいという注文を売主から受けた場合には会員権業者は相場を下げないように売主の希望価格よりも高めの指値をだします。逆に買い希望者から注文を受けた場合には買主の希望価格よりも安めの指値でホストコンピュータに入力します。これは相場が騰がらないように配慮してのものです。そして、買いの注文を持っている業者は売りの注文を持っている業者に対して価格交渉をおこないます(その逆もあり)。そして、売買価格が決定すると取引の実行となります。

上記の流れは以下のとおりです。

1)お客様が会員権業者に対して売買の注文を発注

2)会員権業者が価格交渉(既存会員で会員権を売りたい人に対する価格交渉および会員権を買いたい人に対する価格交渉)を実施

3)売買価格が決まると売主・買主と会員権業者が売買契約書を締結(今の時代ですのでメールによる署名で済ませるケースあり)

4)取引の実行【会員権業者がお客様の元に出向く、又はお客様が会員権業者の元に出向く、或いは郵送で取引(※)】

  ※会員権代金と証券の受け渡しは原則同時履行になります。

  ※最近では物流の発達により、又、お客様や会員権業者の負担軽減を目的に郵送での取引が増えています。

  ☆弊社では会員権代金を頂く前にお客様のご自宅に会員権証書、その他(書類一式)をレターパックで郵送し、お客様が内容確認後にご入金(銀行振込)を採用しております。

   但し、ご売却のお客様に対しては、現金持参のうえでお客様指定の場所に訪問するケースが多いです。

5)ゴルフ場に対する名義書換の申請(会員権業者が代行することも可能ですが、通常はお客様とゴルフ場と直接のやり取りになります)

ゴルフ会員権を保有するメリット

1)いつでも好きな時、気が向いた時にホームコース(ゴルフ会員権を保有しているゴルフ場)に行ける。

※ゴルフ場によってはメンバー枠(メンバータイム)を確保していますので、当日の天気を見て予約ナシ(フリー)で行ってもプレー可能なゴルフ場もあります。

※完全予約制のゴルフ場に関しては予約開始日に予約が一杯になった場合でもキャンセル待ちでプレーが可能になったり、前日に電話をすればどこかに入れてくれる可能性が高いです。

2)競技会に参加できる(ゴルフは本来、競技会に参加し緊張感のある中、他人とスコアを競うスポーツ)

3)社会的地位や年齢を超えたゴルフ仲間ができる(これはビジターでは決して味わうことが出来ません)

4)プレー料金が安くなる(通常のメンバーフィーは6,000円前後(セルフ)~12,000円前後(キャディ付)

※特に土日・祝は一般ビジターフィーよりも大分安くプレーが可能になりますので月2回以上、週末や祝日主体にプレーされるゴルファーは会員権を検討すべきです。

※ホームコースの提携コースや系列コース(PGMの場合には全国約140コース)を割引価格(コースによってはメンバー料金)でプレーが可能になる場合もあります。

会員権を保有する場合のデメリット

デメリットはほとんどありませんが強いていえば年会費の負担が出て来る点が挙げられます。ゴルフ場によっては年会費を10万円前後徴収するところもありますが、大抵は2万円~5万円が多いので差ほど気にされなくても大丈夫です。

バブル期(1986年~1990年のゴルフ会員権について)

ゴルフ会員権はバブル期(1986年∼1990年)には『バブルの申し子』と称され関東600コースの会員権相場は平均で3,500万円まで上昇しました。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いで日々相場を上げ続け1985年以前との対比で相場が高騰したゴルフ場が相次ぎ、高いところでは100万円の会員権が4,000万円と40倍になったコースも多発しました(静岡県の天城高原ゴルフクラブ、天城日活ゴルフクラブなど)。当時は地方(群馬、長野、静岡、新潟)のリゾートマンションが平均3,500万円で飛ぶように売れており、又、日経平均株価も1万円から38,000円上昇し会員権相場もそれらに引っ張られるようなかたちで上昇したのです。また、バブル期には新設ゴルフ場の造成が相次ぎ、関東エリアでは、千葉、埼玉、栃木、茨城、群馬、静岡、福島に多くのゴルフ場が新設されました。特に栃木、茨城は新設ゴルフ場造設の動きが活発でした。当時の会員制ゴルフ場の会員権の募集価格は最も安いところで250万円(縁故募集)~700万円(最終)、高いところでは1,500万円(縁故募集)~2億円(最終)といった具合でしたが、日経新聞に1面カラー広告を掲載する新設ゴルフ場も多く、会員権は飛ぶように売れてあっという間に完売されました。

新型コロナ以降のゴルフ会員権相場の動向

バブル期をピークに会員権相場は下落の一途を辿りました。バブル期に8,000万円で募集(完売)された宍戸ヒルズカントリークラブは恐ろしいことに2018年には19万円まで下がっています。その他のゴルフ場の会員権も見るも無残な状況に陥りましたが、新型コロナ以降はゴルフ場は3蜜を避けれるスポーツとして注目を集め、また、政府の経済対策としてばら蒔かれた支援金がゴルフ会員権市場にも回ってきたことや、若手プロゴルファーの活躍(2019年の渋野日向子プロの全英女子プロゴルフ選手権制覇や2021年の松山英樹プロのマスターズ優勝)なども追い風になり、又、ここに来ての株高(日経平均株価が史上初の41,000円を突破)もあり、人気ゴルフ場の会員権相場は急騰しており、売りモノがないゴルフ会員権も多数目につきます。今後の相場動向につきましては日本経済の動向と株価次第になりそうですが、目が離せない状況はしばらくの間、続きそうです。

 

 

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